先週に引き続き、子供に絡んだ性の問題です。
ちょっと驚きの連続ですね。
まず、このニュースを読んでください。↓
「AVと同じことしたかった…小4男児が同級生を暴行」
これを読んだうらちょびまめは・・・
。 。
/ / ポーン!
( Д )
って感じでした・・・もう絶句・・・
こんなガキ去勢してまえ!!
なんて一言で片付けられる話ではありません・・・汗
なんてたって4年生です・・・
世の中の小学4年生が、すべてこんな状態ではないと思いますよ。
多少マセガキがいたにせよ、大半は普通の子供だと思います。
だけど・・・世の中には、こんな子もいるんですよ・・・_| ̄|○ i|||i
話の内容がショッキング過ぎて、つい事件の内容に捕らわてしまいますけど、
一番問題なのは、この男児の家庭環境や親の教育なんですよね。
今の時代、、、エロビデオとか、女の裸なんてものは、そこら中に氾濫してるわけです。
昔のように、映画館いかなきゃポルノも見れないとか、夜中にビニ本と呼ばれるエロ雑誌をコッソリ買いに行かないと女の裸も見れないとか、エロい物に触れるにはかなり高いハードルを越えないといけないというか、子供が簡単に触れられる世の中じゃなかった。
(道端にエロ本が落ちてない限りはね)
だからエロは大人の世界だったわけですよ。
それが今では、テレビを見ればラブシーンが普通に流れてるし、ポルノ映画だってビデオとかDVDに形を替え家庭で観覧できるし、ネットでアクセスすれば簡単に無修正画像が見れちゃうわけで、実に簡単にエロに触れられるわけです。
そんな状態だからこそ、家庭内では神経を使うべきことなのに、それが家庭内にずさんに放置されていれば、当然子供の目に簡単に触れることになるでしょう。
今の子なんて小さい頃から個室を持ち、テレビやDVD・ビデオデッキ、そしてパソコンまで与えられているなんて家庭も珍しくない。
環境的に許されるなら、親の目を気にせず簡単にエロビデオやエロサイトに触れてしまう。
ここの親はどうしていたんでしょう?
人間は動物ですからね。
体が成長すれは、当然本能からくる欲求もあるでしょう・・・
情報量が少なかった昔のように徐々に聞き伝えとか、先輩から教わるとか、思春期にならないと入らなかった情報が、今はいつでもドバッと入ってくる。
本来ならば、命の尊厳とか、性へのきちんとした知識が先に入る方が順当ですが、主に刺激的な情報の方が早いわけで、興味だけが先行してしまい、興味が募れば真似をしたくなるのが本能なんですよね。
子供だから、そこんとこの理性がない。
気持ちよさそうだからやってみたい・・・まさに雄の本能なのです。
だからといって、「子供のやったことです」なんてこの男児を全面的に擁護は出来ない。
これは犯罪だし、人として絶対にやってはいけないこと。
今、この男児と、これらの様子を止めずに目撃していた同級生の男児複数に、きちんとした善悪や命の教育をしないと、これからもっと体が大きくなり、思春期待った只中になったたら、いったいどうなるのでしょうか?
歪んだ興味を放置したままにしてると、将来性犯罪者になる可能性がないとはいえない。
そうなったら、この男児も不幸です。
そして一番気がかりなのが、暴行された女児の心と体のケアの問題。
10歳やそこらで、しかも同級にこんな暴行受けてたら、どれだけ心に傷を負ったことか!
考えただけでも可哀想で、怒りで腸煮えくりかえるわ!
早くきちんとケアしてあげないと、性的暴行を受けた女の子は、大人になって自虐的に体を安売りするか、異性への異常な恐怖心を募らせるか、心理学的にはけっこうこの2つのパターンが強く出る傾向にあるのです。
どちらが出た場合でも、それはとても不幸なことです。
この情報時代、素晴らしいこともあれば、いらん情報も流れてきます。
えてして子供なんてものは、親が望まない情報ばかりと取り込んだりします。
だから親の考え方ってとっても大事なんですよね。
この男児の親は、いったいどんな教育、どんな躾をしてたんでしょう?
子供の手の届く範囲にエロビデオを置いておくなんて、正常な大人のすることじゃない。
子供っていうのは、親の姿を見て育つもの。
良くも悪くもこうやってバッチリ反映さてしまうのですよ。
その子の人格の基礎を作るのは親だということを忘れてないで欲しい。
人に優しくするとか、友達を大事にするとか、命を大事にするとか、
心の教育にも目を向けて欲しいです。
エロビデオを見る前に、命の尊さでも教えられていれば・・・
親としたら、いつまでも自分の子は赤ちゃんにしておきたいのはわかるし
「うちの子に限って」と思いたい気持ちもわかるんだけど、
このニュース。。。ドラマの話でも何でもない現実に起こったことです。
決して人事ではないと思う感覚は、これからの親には必要な気がします。
溢れる情報に蓋は出来ませんから、こんな時代は性教育のあり方も大事になってきますね。
~追記~
ちょっと前ですけど、エロ漫画(成人漫画)を必死に読んでる小学生(4、5年生くらい)がいたんですよ。
子供なんてそうそう接しないから、どう注意するべきか考えあぐねて、横にジッと立って本を覗き混んで、「その漫画は子供が読む本じゃないよ」と声をかけたら、子供は飛び上がって走って逃げていきましたっけ・・・。
置いてあれば、読むんですよ。。。特にアブナイ匂いのするものに、人って釣られるし、
小学生の中~高学年って、丁度性に目覚めていく年頃なんですよね。
だから、小学生だって「ヤバイ」と思いビクビクしながら読んでるわけです。
(その反面、ドキドキもしてるでしょうけど・・・笑)
でも、子供だけ叱ったって仕方ないわけで、そのエロ漫画持って書店のカウンターで店員に注意しました。
本屋やってるからには、子供にとって何が有害かくらいわけるでしょうし、
子供の手の届く所にエロ漫画を平気で置くのは店の怠慢です。
次の日には、きちんとビニールに入って、子供の読めそうにない場所に置いてありましたけど、そういう配慮ってやっぱり必要だと思う。
今は、大人の世界も子供の世界も悪い意味で曖昧なんですよね。
日本は、エロ本関連や、タバコや酒なんかも、子供でも簡単に買えてしまいます。
タバコの自働販売機は、成人識別装置をつけようという動きになってますけど、
消費者の反応や販売店の拒否に難航しているらしい。
確かに、大人からみたら成人識別装置なんて面倒な話しなわけです。
だけど、子供が自由に買える点を考えたら、これらの成人向け趣向品に関しては、
もっときちんとした販売方法を取るべきです。
何でも自由に買える状態を作っておいて、子供に「良識を持ちなさい」なんて言うのは大人の怠慢。
だから昔みたいに、対面販売が一番いいのかもね。
昔のタバコ屋みたいに、うるさいジイさんやバアさんが売るのがいいんだよ。