今日はこのニュースを読んで下さい↓
『四川大地震支援で、日本に好感持つ人が84%に上昇』
まずは一言・・・
だからなに?
もっと早く救助の要請があれば大勢の命が救えたものの、
中国は国のメンツを優先し、救助の要請を形ばかりのお粗末なものにした。
今回の四川は、チベット民族が多く住む地域が含まれていたり、
少数民族の集まる地域だっただけに、海外に少数民族の不満が流れるのを
中国政府が懸念した結果、人道支援の手が伸ばせなかった。
それはそうだろう。
聖火リレーで海外のチベット弾圧に対する批判を受け、中国と世界の温度差を
見せ付けた結果に、中国は少なからず世界における評価を知ったことだろう。
その最中に、チベット問題から世界の目を逸らせる格好の地震災害というものがやってきた。
中国国民には災難だが、人命が軽く扱われる中国の国家にはまんざら災難でもなかったのではないか?
まして少数民族が死んだとて、中国の国家に打撃はない。
サイクロン被害を出しているミャンマーの強硬な態度と比較され、まだ日本の救助隊を受けいれた点で、評価される形になった中国は、批判をかわす戦略的な意味では成功したのではないだろうか。
日本の救助隊の活動に待ったを掛けた理由は「完全が確保されない」という理由だったらしいが、被災地に安全を求めて行く救助隊はいない。
そこまでなぜ頑なに拒むのかと思いきや、実は核実験の施設が四川には無数にあるからだ。
『四川大地震で核施設も倒壊』
中国は大したことはないという報道をしているみたいだが、いくつ核施設があり、
どんな処理をしていたのか?プルトニュウムはどうなってるいのか?という
詳細は報道はないし、たぶん今後も出てこないだろう。
もし海外の救助隊が多く入っていたら、この事実ももっと大きく報道され、
中国の持つ核の情報が漏れかねない状況も懸念される。
なので、簡単に海外の救助隊を被災地に派遣できるわけがないのだ。
日本の救助隊に関しても、あくまで報道されても安全な場所にしか配置しなかったのだ。
いったいその救助に何の意味があったのか?
それを一番思ったのは日本の救助隊だろう。
この救助は日中友好の政治的目的に利用されたに過ぎない。
美談ばかりが報道され、本当の報道は中国国内でもされていない。
現状は悲惨極まりないのに、中国首脳が被災地を見舞った様子に、
中国の救助隊が生還者の救助をした様子が繰り返し流されてるに過ぎない。
しかし、それは日本でもあまり大差ない。
日本の救助隊が活躍してる場面を流しても、反日感情むき出しの中国人から「帰れ!」と怒号が飛んでいる事実は報道されていない。
救助隊の帰国の折りも、中国人中学生が空港で出迎えた。
なんて美しい日中友好。
白々しくてやっていられない。
完全に民間の意識するものと、国の意識がズレている。
この様子に満足してるのは、両国の上層部であり、国民ではない。
救助隊と交代に日本の医師団が中国に入ったが、またこれも同じ状況。
『<四川大地震>死者5万人超に 日本の医療チームが治療開始』
日本の医師団は、1分でも早く一番酷い状況の被災地で医療を行いたいとの意向を
中国は無視し、中国に到着後、丸1日足止めという形になってしまった。
その折にも中国は「安全が確保できない」という理由で、大きな病院に日本の医師団を配置することにした。
ここならば、日本の報道が入っても問題ないとされるからだろう。
しかし、本当に救助を待っている人たちのところには、まだ1つも救助の手は伸びておらず、
被災者は置き去りのままになっている村が多数あるそうだ。
人命よりも国の思惑で、命が左右されてしまう歯がゆさを一番感じてるのは被災者だろう。
中国という国は、どこまでいっても救いようのない国なのだ。