今日はこのニュースを読んで下さい↓
『天洋視察終了 「工場は清潔」日本政府調査団』
『輸入業者の責任に言及 岸田消費者相 中国製ギョーザ事件』
『<中国製ギョーザ>袋内から殺虫剤検出 中国での混入確実に』
まずは一言・・・
日本政府は中国様の言いなりです!
日本の調査団が中国の問題の毒入り餃子の天洋食品を視察しましたよね。
帰国して発した言葉が「非常に清潔で衛生管理も行き届いているように見えた」と評価したのです。
日本の調査団が「清潔だった」とお墨付きを与えたものですから、中国側がここぞとばかりに「製造過程で異物が混入する可能性はないのではないか」と主張し、あくまで日本(日本人が)で起こした事件として、中国の新聞などで報道してるそうです。
この事件、どう考えても中国で起こった事件としか考えられないにも関わらず、なぜ役人は中国に配慮した発言までするのか?
挙句の果てに公共の電波(テレビ)で、岸田文雄国民生活担当相が、中国の責任を度返しし、日本の輸入業者の責任と言及したという、中国に優しい対応ぶり。
確かに、輸入業者も安い単価と購買を求めた結果が中国製に繋がってるのも確かだし、食品に対するチェックの甘さも指摘されるだろう。
しかし!なぜ日本だけが責任を負わねばならないのだろうか?
そもそも、食品を扱う中国企業の方は日本に買って貰うのだから、衛生管理を徹底することが当たり前なのではないだろうか?
顧客に満足される商品を作るというのが企業というものであり、なぜそのフォローを日本企業がせねばならないのか?
この岸田文雄国民生活担当相の主張が正しいのであれば、ゴミだろうが毒だろうが、中国は送っても良しとされ、それを日本企業がチェックし、販売するかしないかを決めろということ。
そこまで中国に寛大な措置を取るのだったら、ぜひ日本政府が輸入される中国食品全てのチェック機関を作るべきだ。
そこまでして日本政府は、企業に責任を言及するべきだ。
日本の調査団やこの岸田文雄国民生活担当相の発言を聞いていると、やはりこの毒入り餃子は、日本人が自ら責任を負わねばならない図式になる。
中国擁護のマスコミなどは、輸入食品に依存しすぎた消費者が悪いとまで言ってる。
被害者がなぜ事件の責任まで追うのか?
確かに、日本の消費者も安い物を求めすぎる傾向はあると思う。
それは生活事情によるものが反映された結果かもしれない。
そこに目をつけない企業はいない。
しかし、政府がそれを良しとし、見逃し、国内の農家に給付金を出してまで減反させ、
中国食品の輸入拡大を図った動きは無かっただろうか?
国は都合が悪くなれば、安いものを求める市民や企業のせいにするが、
それに歯止めをかけられるもの、また政府ではなかろうか?
自国民の安全より、中国の利益を優先する政府や役人なら、政府の成り立つ意味がない。
それと、今回の事件から消費者も勉強になったと思う。
安易に安さを求める裏には何があるかということを。
もっと消費者も知恵を持たなくてはいけない。
そして日本が農業を捨ててしまったら、いったい国内に何が起こるかということを考えなくてはならない。
国内の生産率を上げることは、すなわち国民の生活が豊かに安全になるということでもある。
国内の生産率が上がれば、野菜や肉も安価で手に入るようになる。
それを捨てさせたのは政府だ。
政府が機能しないのであれば、国民の厳しい目で政府や企業を動かしていくしかない。
今回の事件も「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という状況にならないように、
消費者自身も肝に銘じることだと思う。
中国はこれからも決して信頼できるパートナーにはなりえない!